車は思い出(その3)

DW型デミオの足回りが限界に来た頃、私の中でドイツ車ブームが到来しました。
 
 
質実剛健なイメージと、輸入車としては比較的扱いやすいというネットの評価、
 
何よりデザインが、当時の私にぐっとくるものがありました。
 
毎日ネットで中古車情報を見ては、グレードや色を比較しつつ
 
値段とのバランスを考えては(この時期が最も楽しい時期ですね)、
 
実車を見に行く日程を恐る恐る家族に打診。
 
最終的に、2010年式フォルクスワーゲンゴルフTSIトレンドラインを購入しました。
 
 
1.2リッターのガソリンエンジンながら、ターボでパワーとトルクを補う、
 
ダウンサイジングターボエンジン。
 
オートマチックの簡便さと、マニュアルのダイレクト感を楽しめる
 
デュアルクラッチトランスミッション。
 
 
どうせ理屈はあまりよくわからないので、それっぽい図解をみて理解した気持ちに浸るのが
 
この手のメカニズムの私流楽しみ方です。
 
ゴルフはそれに充分応えてくれる質を持ち合わせていましたし、
 
手放すその時まで「運転するのが楽しみ」になるいい車でした。
 
そしてボディカラーは紺。
 
またしても買い取り査定に不利な色です…
 
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悲しいけどこれ、不人気色なのよね!
 
(紺色車愛好の皆様、すみません)
 
 
びっくりするほど重いドアの開閉すら満足感をもたらしてくれるドイツ車は、
 
ものぐさな私にほぼ毎週の洗車を習慣とさせてくれるほどの存在でしたが、
 
主に経済的な理由から、車検を機に買い替えを検討することになりました。 無念です。
 
 
税金や自賠責保険、もしもの時の修理や部品代で有利なのは、なんといっても軽自動車です。
 
 
その中でもずっと気になっていた車種がありました。
 
積載性を犠牲にしてでも 大きくスラントしたリアのスタイルが特徴的な、ダイハツエッセ。
 
販売当時は新車でもかなりリーズナブルな価格で、街乗りに便利なサイズと
 
それなりの動力性能から、結構な台数が世に出回っています。
 
 
中古価格もお手頃感があり(ただし、5速マニュアル車は希少で元の値段の割に高値傾向)、
 
上級グレードの2006年式エッセXグレードを買いました。
 
 
走行距離が多い軽自動車は、買った瞬間に査定0の世界
 
ゴルフと真逆の軽すぎるドアは、開閉するたびに軽トラックと同じ音で、
 
納車された瞬間から衝撃を受けました。
 
 
これではいかん! 
 
 
Bluetoothで音楽が聴けるようにレシーバーを搭載し、スピーカーを追加。
 
シガーライターソケットからのタコ足配線になってしまったので、カーナビから配線をとり、
 
さらにドアの内張りを外して防振材を貼り付けて音質向上。
 
白く濁ったヘッドライトレンズは研摩して、車内の足元と手元にLED照明を追加。
 
 
これらを合計で、1万円ほどの材料費で達成しました。
 
 
プラモデルすらまともに作れない男がこうした作業をするのは、
 
酸素欠乏症にかかったテム・レイが作った怪しげな回路
 
ガンダムに組み込むごとき無謀な挑戦ではありますが、
 
ゴールデンウィークの半分を狭い車内で過ごしたといっても過言でないほど
 
入れ込んだおかげで色々身につくものはありました。
 
 
今後もチャレンジしていきたいと思います。
 
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フフフ、よし、やるぞやるぞ。 じっくり新開発に打ち込むぞ~!
 
(ここだけ元ネタのセリフそのまんまなのが縁起悪いです)
 
 
不人気色であろうと、査定0であろうと、私にはまだ乗れる車があるのです。
 
こんなに嬉しいことはない…
 
 
そういえば、マツダからRX-9の噂が立っているようですが、
 
RX-78までの道のりはちょっと遠いようです。
 
進藤 幹人
 
 

車は思い出 その2

マツダペルソナ、バブルの名残を感じさせる金色のボディ
 
(右リアフェンダーに盛大な擦り傷あり)
 
にはあまり不満もなかったのですが、
 
ふとした用事でマツダのディーラーへ行ったときのこと。
 
 
デビューしたばかりの2代目ロードスターの試乗車があったので、
 
完全に冷やかしで試乗したら、いつの間にか新車の契約書に
 
はんこを押していたというスタンド攻撃を受けてしまいました。
 
 
ペルソナの残債も、ロードスターのローンに乗せるという、
 
まだリース期間満了していないのに複合機を買い替えてしまうような買い方は
 
今思えばかなり無茶でしたが、それでもなんとか払えたのは、私の人生における奇跡のひとつです。
 
(契約通り全額支払うのは当たり前のことだろ、というツッコミは真摯に受け止めたいと思います)
 
 
二人しか乗れないうえに荷物も積めず、おまけに燃費もよくないこの車で
 
不便な思いは数えきれないほどしましたが、後悔したことは一度もありません
 
 
色はグレースグリーンマイカ。 やはり下取りに不利な色です。 10年乗りました。
 
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「屋根なんて飾りです。 偉い人にはそれがわからんのです」
 
 
子供も生まれ、さすがに2シーターオープン1台では家族としてやっていくのは無理と判断し、
 
妻が軽自動車のマツダスピアーノ(スズキアルトラパンのOEM)、マツダアクセラと乗り継ぎました。
 
私もそろそろ実用性のある車を…ということで選んだのがこれまたマツダのデミオ。
 
10年落ちのロードスターを下取りに出して、
 
10年落ちのデミオを購入するというよくわからない買い物です。
 
5年ほど乗ったあたりで足回りが限界になりました。
 
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ボディカラーが初代デミオには設定がなかったメタリックレッドなのは何故か!
 
「全塗装だからさ。」
 
(次回に続く)
 
進藤 幹人
 
 

車は思い出 その1

先日、ある場所で
 
「あなたの車の思い出はなんですか?」と聞かれました。
 
 
私は答えました。
 
「車そのものが思い出です」
 
 
深いことを簡潔に言ってのけた気分でしたが、
 
実のところ大した意味などなかったので
 
「それってどういうことですか?」
 
と返されたら答えに窮していたところです。
 
危なかった。
 
 
というわけで、私の車の履歴を簡単にご紹介しましょう。
 
(ネタが切れたらこれをやろうと思っていました)
 
 
まずは免許をとってすぐに購入したのが!
 
BMW 323i (おそらく1981年式)
 
 
なんといきなりビー・エム・ダブリューですよ! 
 
2.3リッター6気筒、いわゆるシルキーシックスですよ。
 
免許をとった翌日に左ハンドルでいい気になっていたら、
 
その翌日に 浦安橋の東詰でエンジンが止まり、
 
涙目で路肩に寄せた、思い出の一台です。
 
 
知り合いから購入したのですが、
 
当時の並行輸入車は かなり状態の怪しいものも混じっていたらしく、
 
その後も エンジントラブルがついてまわりました。
 
結局、所有した1年間のうち半分くらいは修理工場に置かれていましたね・・・
 
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「こいつ・・・動かないぞ!」
 
 
 
その後、しばらく車は持たない生活でしたが、
 
住まいが変わって必要になり、購入したのが
 
マツダ ペルソナ 2.0 タイプB(おそらく1988年式)
 
 
これ、自分で購入しなければ、
 
こんな車があったことさえ知らずにいたような車種です。
 
 
トヨタのカリーナEDをパクっ…
 
もとい、リスペクトしたような車で、
 
シートは革張りで、特にシアシートはラウンジのソファのように
 
両サイドが大きく回り込んだデザインでした。
 
また、当時は当たり前だった車内の灰皿が、オプションとして
 
設定されていたことでご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
 
 
ちなみにボディカラーは、アコースティックゴールド。
 
この当時から買い取り査定が不利な色の車を買っていたことがうかがえます。
 
 
購入から2週間ほどで、右リアのフェンダーを派手にこすってしまい、
 
頭を抱えた記憶しかありません。
 
なにしろ2ヶ月しか所有しなかったので。
 
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「カリーナとは違うのだよ、カリーナとは!」
 
 
(次回に続く)
 
進藤 幹人

だぁ~い好き

こんにちは。目に関する不安が日々募る進藤です。
 
 
昨年、ついに遠近両用メガネデビューを果たした私ですが、
 
手元の新聞を見るにはいいが、パソコンの画面を見るには
 
大層苦労することに気づき、完全手元用のメガネに作り直してもらいました。
 
保証が効いているので無料です。メガネ屋さんには感謝です。
 
 
さて、世間では目にかけるよりも、お尻の下に置く用途のほうが
 
有名になってしまった感のある拡大鏡が話題です。
 
私も前述のメガネを作る際に試して、正直メガネを作るより、
 
こっちを買ったほうが手っ取り早かったのではないかと思うほどでした。
 
 
が、しかし… メガネを買ってしまったので拡大鏡までの予算はなし…
 
 
どうしたものかと某100円ショップをぶらついていたところ、ありました!
 
「おお、ハズかないルーペ(勝手に命名)だ!」
 
 
安物買いのなんとやら、は、
 
イヤフォンのときに散々味わっているのに懲りていません。
 
さっそく購入しました。
 
 
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うーむ…
 
とりあえず安価な理由のひとつはデザインであることはわかりました。
 
肝心の見え具合はどうでしょうか。
 
 
字の小さいことに定評のある某ブログのページで検証です。
 
見せてもらおうか、中国製ハズかないルーペの性能とやらを!
 
 
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おお!
 
このブログは2018年の5月から10月まで記事がなかったことがよくわかる!!
 
 
私の命がけの自虐ネタで、性能はある程度証明されましたが、
 
左右での見え方が微妙にずれているのか、普通のパソコン画面を見ているのに
 
3Dの立体視をしているようでクラクラしてきます。
 
 
ハズかないルーペの最大の効能は、「本物がほしくなる」でした!
 
進藤 幹人

ギガ

新年あけましておめでとうございます。
 
今年もよろしくお願い申し上げます。
 
 
2019年の一発目は 携帯電話のデータ通信量のお話です。
 
 
携帯電話のデータ通信、現在は月ごとに通常速度での通信量に
 
上限を設定するのが一般的です。
 
1ヶ月に20ギガバイトまで、50ギガバイトまでなどと言われるやつですね。
 
 
で、月末が迫るとこういった会話を耳にすることがあります。
 
「もうギガが減ってきたから動画控える」
 
「音楽流すとギガが減るから聞かない」
 
 
うーん、ギガって減るものなのでしょうか?
 
 
そもそもギガとは
 
ギガ(giga, 記号:G)は国際単位系 (SI) における接頭辞の1つで、
 
基礎となる単位の109(=十億)倍の量であることを示す。(Wikipediaより)
 
 
 
つまり、ギガというのは十億という意味で単位ではありません。
 
まして、データ通信の速度制限にかかるまでの
 
残りデータ通信量を示す言葉などではありません。
 
 
…などと細かいことを言わず、
 
私も世間にならって「ギガが減る」という書き方をします。
 
 
さて、そのギガを使いまくった結果なくなるとどうなるか、
 
皆さんは体験されたことがありますか?
 
 
私は毎月そうなっています。
 
 
なにしろ家族3回線で、5ギガバイトをシェアという
 
今どきありえない契約ですから。
 
で、ギガがなくなると、データ通信が128KB/秒に制限されます。
 
速度が制限されますが使えなくなるわけではありません。
 
遅くなるだけです。
 
今まで勢いよく蛇口から水を出せていたのが
 
チョロチョロになるような感じです。
 
 
しかし、この状態でも案外不自由しないことに気が付きます。
 
 
まずLINEなどのメッセージは問題なく送受信できます
 
ただし画像や動画の送受信はびっくりするほど遅くなります。
 
 
ナビなどの地図表示は表示されるまでが遅くなります。
 
極端に縮尺を変更したりしなければ、案外普通に使えます。
 
 
音楽のストリーミング再生(ダウンロードせずに受信しながら再生すること)も
 
曲の最初が引っかかるので、一時停止してデータを溜めてあげれば
 
そのあとは快適に聴けます。
 
 
オンラインゲームもできます。
 
試しにPUBGモバイルというゲームを通信制限下でプレイしてみましたが、
 
ほとんどストレスなくプレイできました。
 
 
ゲームにもよりますが、重要なのは通信速度よりもping値です。
 
水道に喩えると、水量よりも蛇口をひねってすぐ水が出るかが問題ですから
 
案外大丈夫です(もちろん通信速度は速いに越したことはありません)。
 
 
でも、さすがに動画や画像の読み込みは、壮絶に待たされたり止まったりします。
 
こればっかりは仕方ないですね。
 
LINEやFaceTimeなどのデータ通信による音声通話(俗に言う無料通話)も
 
バッチリできます。(ビデオ通話はさすがに無理があります)
 
 
なにより、すでに通信制限がかかっているのなら、
 
もうそれ以上のペナルティはありません。
 
 
ということは、使い放題と言っても過言ではないのでは!?
 
 
さきほどの水道の喩えで言えば、お風呂に溜めるのは厳しいけれど、
 
グラス一杯注ぐのにはさほど不自由しないようなものです。
 
 
ギガがなくなることを恐れて余裕のあるプランを選ぶ皆様、
 
自分が毎月どの程度のデータ通信量を消費しているかを
 
把握しておくのも悪くないと思います。
 
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( 先月は 1GBだけ追加しました )
 
 
しかし、やがてくる第5世代移動通信システムの時代には
 
「テラが減る」と言うのでしょうか? 
 
メガ盛りなどという言葉が遠い過去のように思えます。
 
 
ご注意!
 
仕事用の回線は突然高速通信を要求されることもあるので
 
余裕のあるプランを選びましょう。
 
進藤 幹人

がんばれ!! ロボコン

さる11月25日。
 
 
東京国技館にて、高専ロボットコンテスト2018の全国大会が開催されました。
 
高専ロボットコンテストとは、毎年出されるお題に沿って
 
高専の学生たちが自作のロボットを作成して、
 
競技の特典や独自性を競うイベントです。
 
 
今年は、高さや大きさの異なったテーブルにペットボトルを飛ばして立てる、
 
ボトルフリップがテーマとなっており、ペットボトルの中身や射出の機構など
 
各校独自の工夫やルールの盲点をついた作戦などが観客を沸かせました。
 
 
ルールや各校の取り組みなどを楽しく視聴できる特別番組は、
 
NHKオンデマンドでご視聴いただけます。
 
(登録が必要です。なお登録が面倒な方はYoutubeなどで
 
「ロボコン2018 サイエンスZERO」などと検索していただければ ゴニョゴニョ…)
 
NHKオンデマンドのZEROへのリンクはこちらです。
 
 
我らが茨城県勢は、関東甲信越大会で惜しくも敗退となってしまいましたが、
 
同様の激しい戦いを勝ち抜いてきた全国レベルのチームはどこも強豪揃いで、
 
非常に見ごたえのある試合が展開されました。
 
 
私の娘が現地からの映像を送ってくれましたので、
 
皆様にもお見せしたいと思います。
 
 
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(…あれ? なんでこれ画像が丸いの? 
 
ああ、席が遠いから双眼鏡に当てて iPhone で撮ったのか。
 
なるほどね。光学ズームだね。で、これは競技が始まる前、と)
 
 
あ、続いて画像が届きました。今度こそライブ感あふれる映像をどうぞ!
 
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(…あれ? なんかこれすっごく小さく見えるんだけど? 
 
 なんで 肝心な写真を光学ズームにしないんだァァァ!?)
 
 
…来年は私も現地に行きたいと思います。はい。
 
 
熱戦の模様はNHKで生中継されていましたが、
 
見どころを1時間ほどに凝縮したダイジェスト番組が
 
12月24日 午前10:05より放映されますので、ぜひご覧ください。
 
 
Youtubeでの公式チャンネルで、ライブストリーミングされた映像や
 
過去の大会などもご覧になれます。
 
(固定カメラによる映像なので大画面での視聴をおすすめします)
 
ロボコン公式チャンネルはこちらです。
 
 
この技術が、ガンダムのAパーツ強制射出機構に生かされて、
 
やがてアムロの危機を救うのかもしれないと思うと胸が熱くなります。
 
 
(ここは自動研磨機のセンサーや制御プログラムに生かされることを
 
期待するのが道具屋のあるべき形なんでしょうけど…)
 
 
最後に、ロボットコンテストに挑む全てのロボコニストたちに、
 
敬意を込めて一言。
 
 
「 ロボコニスト、100点。」(ガンツ先生の声で)
 
 
進藤 幹人
 

君は生きのびることができるか?

業界内で生き延びられるかどうか、見通しが立たない進藤です。
 
 
先日、機動戦士ガンダム オリジンの映像作品を全て視聴しました。
 
ファーストガンダム(アムロとその仲間たちの活躍を描いた
 
最初のテレビシリーズ)の前日譚で、
 
ガンダムが大地に立つ前のお話でした。
 
 
後にアムロの前に立ちはだかるジオンの英雄たちの過去が描かれていたり、
 
ファーストガンダムで疑問に思われていた部分が絶妙に補完されていたりして
 
ファンにはたまらない作品でした。
 
 
また、CGをふんだんに使った映像には賛否あるものの、
 
予算と時間と手間を惜しまず作られた戦闘シーンは見応えがありました。
 
ガンダム未経験の方はあえて本作から入ることによって、
 
時系列順の視聴が可能になります。
 
 
細かいことを言えば本作で設定が変わった部分もありますが、
 
史実が、新しい発見や研究によって解釈が変わるのは
 
古来より珍しいことではありません。
 
 
はい、宇宙世紀は史実です。
 
 
願わくは・・・ 
 
このクオリティと設定を引き継いだファーストガンダムの
 
リメイクが私の命あるうち果たされますように。
 
 
しかし、あんな最期を迎えたタチ中尉が、
 
戦前にあんな重要な役割を果たした人物であったとは・・・
 
戦とは非情なものですね。
 
進藤 幹人

メール三国志

こんにちは、進藤です。
 
 
Outlook Express」という名前を聞いて、
 
かつてメジャーだったメールハンドラー(平たくいえばメールソフトですね)
 
のことだと知っている人は、意外なほど少なくなっています。
 
中には、以前使っていたのに忘れてしまった人や
 
そもそも、メールハンドラーの名前など興味もなかった人もいます。
 
 
WindowsXPの終焉(まだ終わらんよ!という方もいらっしゃいますが…)
 
とともに、「Outlook Express」は舞台から降りて、
 
やがて主役の座を「Windows Live Mail」に譲ります。
 
Office に含まれる名前のよく似た「Outlook」を無視しているわけではありません。
 
自分にとってはずっと以前から、今もこれからも「Outlook」こそが真の主役だと
 
おっしゃる意見を否定しようなどと思ってはいませんから、ご安心ください。
 
 
しかし、その「Windows Live Mail」も姿を消してしまった今、
 
メールハンドラーはグリプス戦役
 
(Zガンダムの時代、個人的に宇宙世紀三国時代と名付けています)
 
のごとき様相を呈しています。
 
 
雌伏の時を終え、今こそ覇者たらんとする「Outlook」、
 
生まれた故郷(メーカー)こそ違うものの
 
その魂は最もLive Mailに近い「Thunderbird」、
 
そして定められた国を持たず今いるそこが我が領地「G-mail」。
 
彼らの戦いの行く末はいかに…
 
 
というわけで、私達は困っています。
 
ユーザーの皆様にとって、どのメールハンドラーが最も良いのか、
 
なかなか決められないのです。
 
どれも一長一短あるので。
 
皆様のお勧めと、その理由などをお聞かせいただければ幸いです。
 
 
ちなみに私は、最近 Windows10 に付属の「Mail」を試しています。
 
以前のメールハンドラーからの引き継ぎなど、全く考えていない潔さ、
 
便利な機能がなく不便ですが、それゆえの迷わなさ。
 
あと見た目だけは 一番いい(見やすいとは言っていません)
 
のも 個人的に気に入ってます。
 
進藤 幹人

イヤフォン

お久しぶりです、進藤です。
 
 
3000円以上のイヤフォンは意味がない。
 
そう考えていた時期が私にもありました。
 
 
その考えに縛られたまま、私は有線無線の様々なイヤフォンを購入しては
 
趣味の深夜徘徊…
 
もといウォーキングのお供にしていました。
 
 
有線は振り向いたりする動作をするたび、
 
コードが服に引っかかって外れたり、
 
耳の中を引っ張られるよう、な独特の不快な体験をすることがままあります。
 
 
いっそ全く服を着ないでウォーキングするくらい振り切れれば
 
新しい世界も開けるかもしれませんが、
 
健康のためのウォーキングが原因で風邪をひいては元も子もありません。
 
(職務質問待ったなし)
 
 
それなら無線にすればいいじゃない、という当然の流れに従い
 
ネットショッピングで3000円以下の無線式イヤフォンを購入。
 
コードの摩擦から開放されて完璧じゃないか! と、思ったのもつかの間、
 
音がしょっちゅう途切れるのです。
 
 
ちょっと腕の振りを大きくすると 右だけ聞こえなくなったり、
 
いい感じの心拍数になったところで 両方途切れてしまったり。
 
これも服が影響しているかもしれないので、
 
全く服を着ないで使用すれば 新たな世界が開けるかもしれませんが、
 
反射材などがないと夜道は危険なので、思い切ることができません。
 
 
あっ、肌に直接反射材をテープで貼り付ければ…(サイコパス的発想)
 
 
このへんでようやく気がついたのですが、
 
私は既にイヤフォンに対して結構な投資をしていました。
 
そしてそのどれにも満足することはなかったのです。
 
 
さんざん悩んだ末、私は Apple の AirPods を購入しました。
 
税込みで2万円弱の品物です。
 
 
パッケージを開けて30秒後に口をついて出た言葉は
 
「最初からこれ買っときゃよかった…」
 
 
個人的には、全ての iPhone ユーザーにお勧めしたいです。
 
iPhoneX を iPhone8 にしてストレージの容量を落としてでも
 
2万円浮かせてセット購入する価値があると思います。
 
 
今年新型が出るという話もありますが、
 
待たずに購入して正解だったと思っています。
 
 
安物買いのなんとやら。
 
とは言っても、同じような性能でより安いものを選択すること自体は
 
案外楽しいものです。
 
 
性能やデザインを見比べて、どこを妥協するか、
 
よりよいもの安いものを探すのは、それ自体が趣味や娯楽の範疇だと思います。
 
 
それを前提としてなお、価格から品物を選んでいた顧客を納得させる高額商品。
 
これは私達も、日々の仕事で追求すべき命題なのかもしれません。
 
 
自分の耳に 3000円以上のイヤフォンは、
 
過ぎた贅沢であるという思いは変わりませんが、
 
2万円弱(税込18,144円)の AirPods の使い勝手は最高です。
 
 
ケースのフタを閉めたときの音ですら気持ちのいいこのアイテムは
 
長い期間にわたって価格以上の満足をもたらしてくれるでしょう。
 
 
…うっかり無くさなければ、ですが。
 
 
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進藤 幹人

STOP! 飲酒運転・交通事故

暖かくなってきました! 宗利です。
 
久しぶりの自転車ネタです。
 
 
ロードバイクというカテゴリの自転車に乗り始めて
 
6年ほどになりますが、数年前から参加している活動があります。
 
 
自転車仲間が信号待ちで停まっているときに、
 
酒酔い運転の自動車に追突されて大けがをしたのがきっかけで、
 
その仲間たちが始めました。
 
 
活動と言っても、そんな大したものではなく、
 
「STOP! 飲酒運転・交通事故」とデカデカと描かれたジャージを着て
 
みんなでイベントに参加したり、道を走ったりしているだけなんですが、
 
アマチュアレースに優勝するような実力者が参加していることもあって
 
知る人ぞ知る活動になってきています。
 
 
このたび、活動に賛同してくれたカメラマンさんのご厚意で、
 
活動アピールの動画を作成していただきました。
 
撮影日には、4台のドローンと大勢のクルーがやってきて
 
かなり本格的な雰囲気でしたが、さすがに撮影のプロたちは
 
手際が良くて、いい経験をさせていただきました。
 
 
【動画紹介】 ※ 音声がありますので、お気を付けください。
 
 

私も自動車を運転しますので、
 
道を走る自転車を危ないと感じることは多々あります。
 
でも、反対の立場になると、自動車を運転する人が
 
本当に自分のことしか考えていないんじゃないかと
 
感じることも少なくありません。
 
 
お互いが相手の状況をおもんばかって、
 
優しい気持ちで譲りあえるといいですよね。
 
宗利
 

磨く

先日、近所のホームセンターにて、こういうものを購入しました。
 
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車用のポリッシャーです。
 
 
購入価格が2,480円(税込)だったので、ダメならダメで
 
諦めのつくギリギリの値段といったところでしょうか。
 
 
これを8年落ちの我が愛車に使用してみました。
 
(2013年の記事で紺色は売れないから査定も安くなると指摘されたあの車です)
 
誰でも簡単にワックスがけができて、しかも輝きを取り戻すというふれこみは
 
果たして本当なのか!?
 
 
まず誰でも簡単に、というところは賛同しかねる結果でした。
 
 
ポリッシャー本体と施工用のパッドが、マジックテープ貼付けではなく
 
履かせるタイプなのです。
 
誤解を恐れずに言えばパンツを履かせる感じです。
 
これが使いにくい!
 
 
ON/OFFスイッチも簡単な作りなので、
 
うっかりすると交換作業中に電源が入って事故になりかねません。
 
コンセントプラグを抜いて準備しなければならないのです。
 
 
いつものようにカーシャンプー(300円くらい)で洗車と拭き取り。
 
ここで手を抜くとあとで水滴が出てきて面倒なのでがんばりました。
 
 
専用のワックスをつけてボディ表面を撫でていくのは簡単だけれど、
 
果たしてどの程度の圧力をかければよいのかまったくわからないまま
 
作業は進みます。
 
 
ワックスがほどよく?乾いたところで、柔らかいタオルを使って拭き取り。
 
(これが面倒!)
 
さらにパッドをバフに交換してもう一度撫でてみます。
 
この力加減も不明です。
 
 
長い作業を終えてみると、たしかにボディはつるつるです。
 
手触りが全く違うことにびっくり。
 
最新の『雅』でレンダリングしたような映り込みがすばらしい。
 
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こうした体験をしてみると、あらためて石加工の大変さやすごさがわかります。
 
私がたった一回で音を上げた作業を、何回も繰り返す妥協のない工程の末に
 
ようやく出来上がるのですから。
 
 
このブログを読んでくださる方々は石材業界の皆様だと思いますが、
 
そうでない一般の方がもしいらっしゃいましたら、
 
ここで声を大きくして申し上げたい。
 
 
「墓石は最初からツルツルの表面ではないのです!」
 
 
お墓を建てるとき、つい値段から考えてしまいますが、その値段の向こう側にある
 
技術や苦心がもっと見える仕組みができればなぁ…と思います。
 
 
 
そして次の日。
 
 
朝日に輝く私の車には無数の磨きキズが蜘蛛の巣のように…
 
やっぱりド素人のぶっつけ本番はダメだぁ~!
 
進藤 幹人
 

吉兆と支払いは左の腕から

謹んで新年のお慶びを申し上げます。 進藤です。
 
ながくこちらに記事を書いていなかったので、
 
忘れられていないか不安ですが、
 
新年のご挨拶に乗じて、何事もなかったかのように出てきました。
 
どうぞ本年もよろしくお願い致します。
 
 
 
さて。
 
 
収入に対するApple製品の購入金額の割合、いわゆる「アップル係数」が
 
高めの私 進藤は、昨年10月に アップル製品の中でも
 
かなりマニアックなアイテムである「Apple Watch」を購入しました。
 
日に一度充電することが前提の腕時計というだけで
 
かなり危なっかしい感じがしますが、
 
結果から申し上げると私の生活を 割といい方向に変えてくれました。
 
 
 
【変化その1:痩せた
 
4キロほど痩せました。
 
ダイエットとしては控えめすぎる数値なのですが、
 
無理なく生活して食べたいものを望むだけ食べていますから
 
ダイエットとはちょっと違うのかもしれません。
 
座ったときのお腹まわりがすっきりしたので
 
生活そのものが少し楽になりました。
 
 
 
【変化その2:運動するようになった
 
痩せたのは主にこの変化によるものです。
 
その日にどのくらい運動したかを確認できるので、
 
とにかく動くことを意識するようになります。
 
日々のウォーキングやランニングだけでなく、
 
休みの日もちょっとした用事は、
 
できるだけ徒歩や自転車で済ますようになりました。
 
駐車場は遠いところ(場所取りの競争率が低いメリットもあり)にして
 
ちょっとしたところでも自分で動くのが苦にならなくなりました。
 
今は週に1度の水泳よりも、ほぼ毎日のウォーキングの方が楽しいです。
 
 
 
【変化その3:iPhone8 Plusを購入
 
メールなどの通知は「Apple Watch」で受けられるので、
 
通知あるごとにポケットからiPhoneを取り出す必要がなくなり、
 
大きな本体を使うことに抵抗がなくなりました。
 
老眼もはじまって小さな画面が厳しくなってきたので
 
思い切って購入しました。 24回払いですけど。
 
 
 
【変化その4:写真が楽しくなった
 
ウォーキングで外に出るようになり、
 
iPhone8 Plusのすばらしいカメラがあるので
 
せっかくだからと写真を撮るようになりました。
 
もっと性能のよいカメラを搭載するスマートフォンは結構ありますが、
 
何で撮るかではなく何を撮るか。いい道具はそのきっかけです。
 
 
 
【変化その5:地元の町が好きになった
 
いつも歩くコースが私の住んでいる益子町付近がメインになるので、
 
そこで写真を撮っていくうちに10年以上住んでいたのに
 
ほとんど知らなかった町の魅力に気づきました。
 
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新年早々宣伝(布教活動!?)みたいになりましたが、
 
別に「Apple Watch」でなくてもいいのです。
 
何か 自分や自分の生活をよくすることに払うお金は
 
思い切って使うのも悪くないと久しぶりに思えたので
 
2018年最初の記事はこういう内容にしてみました。
 
 
どうでもいいんですが、Apple Pay に対応しているので
 
コンビニの支払いをするときに腕をかざすだけでいいのは、とても便利です。
 
スマートフォンと違い落下事故のおそれもありませんし。
 
 
でも…
 
まだ一般的でないせいか、ドヤ払い(ドヤ顔で支払い)みたいで
 
少し恥ずかしいです。
 
進藤 幹人
 

FINAL GAME

およそ半世紀に近い人生の中で、優勝という頂に上り詰めたのは
 
かつて勤務していた会社の社員旅行で、じゃんけん大会優勝のみ
 
あらためまして こんにちは。 勝ち筋の細い男、進藤です。
 
 
先日、娘のテニスの大会を観戦しました。
 
娘の全試合を完全ライブ観戦という
 
どこかの衛星放送みたいなことをするのは、最初で最後。
 
そう、これは娘にとって中学最後の試合でもあったのです。
 
 
時折雨のぱらつく中で、100組あまりのダブルスが参加するトーナメント。
 
もったいつけずに言ってしまうと、結果は3回戦敗退でした。
 
 
我が家は全員スポーツというものと縁遠く、
 
まして球技となると 絶望的な環境にあって、
 
突然テニス部に入ると娘が言い出したときは
 
きっとついていけないからと、止めるほどでしたが、
 
入学以来 2年余り続けているうちに、部長になりました。
 
 
幼い頃、覚えたてのじゃんけんで 私に挑んだ あの日。
 
じゃんけんでは手加減のしようもなく、私が2連勝してしまったら
 
悔しくて泣いてしまった君。
 
のほほんとした雰囲気の内に、秘めた負けず嫌いを 父は知っているよ。
 
 
一瞬見せた悔しそうな表情のあと、自分を打ち負かした勝者の実力をたたえ、
 
パートナーの労をねぎらう成長を見られたことは、本当に嬉しかった。
 
あるテニス部員の FINAL GAME。
 
 
   部長、お疲れ様。
 
 
blog-sid071.jpg
 
で、部活から開放されると同時に、家でゲームやってました。
 
 
 受験生なんだから、NEW GAME 始めてる場合じゃなーい!
 
進藤 幹人
 

結構前になりますが…
 
マリンバ奏者・倉田沙紀さんの弾き歌いコンサートへ行ってきました。
 
blog-sid070.jpg
 
なんとも華のない写真ですみません!
 
演奏中は撮影や録音なんてもってのほかですから、
 
そうなるとこういう写真しか撮れなくて。
 
なんとも寂寞とした雰囲気が伝わってしまいそうですが、
 
実際はたった一人の演奏とは思えないほどホールいっぱいに音が満ちて
 
波紋のように共鳴する、いわば心地よい音のプールに浸るような体験でした。
 
 
右手に2本、左手に2本。
 
 
計4本のマレットが、5オクターブの音域を自在に舞うさまは
 
じかに見るとかなり驚かされます。
 
それを歌いながら演じるとなると…
 
およそ音楽に縁のない私には、想像を超えたパフォーマンスでした。
 
 
ちなみに、私がどのくらい音楽の才に恵まれていないかといいますと…
 
 
小学生のときに音楽の授業でハーモニカ吹きますよね?
 
あれがどうしてもうまく音を出せなかったのです。
 
顔を真っ赤にするくらい一生懸命吹いても音が出なくて、
 
友達からも笑われてすっかり音楽の授業が嫌いになりました。
 
 
時は流れ80年代後半、バンドブームの頃。
 
 
友達が自分に陶酔しながら吹いている(でもあんまり上手くない)のを聴いて、
 
お世辞で「ハーモニカ上手いじゃん」といったところ、
 
彼はぷっと吹き出すような仕草で
 
「ハーモニカってw コレはブルースハープww小学生かよw」
 
 
   (どう違うんだー!)
 
 
スパゲティをパスタ、ズボンをパンツと言い直された気分です。
 
 
「じゃそのブルースハープ?ってさ、息吸えなくなるから大変じゃん?」
 
「鳴らしながら吸えるだろw」
 
 
あくまで馬鹿にするような彼の口調に、私はイラッとしながらツッコみます。
 
 
「吹いて鳴らすんだから吸っちゃダメだろ」
 
「お前、吸って出す音があるの知らないの?www」
 
 
大気圏突入タイミングで前代未聞の奇襲を退けても
 
ジオンの勢力圏に追いやられる、シャアの二段構え作戦のごとき恥をかき、
 
ハーモニカは吸っても音が出ると知った二十歳の夏…
 
 
音楽は怖くない、知らなくても聴きにいって大丈夫と知ったので、
 
近くの高校の吹奏楽部定期演奏会にも出かけるようになりました。
 
プロの演奏とは全く違っていても、生の音を聴く経験はあまりなかったので、
 
(中途半端な自称ブルースハープは生演奏とは認めません)
 
単なる音ではなくそこに込めた想いも感じられ、
 
あらためて音楽というもののすばらしさを知りました。
 
 
フォレスト・ガンプのダン中尉が嵐の海で神様と仲直りしたように、
 
私が音楽に再び歩み寄ったきっかけ。
 
それは、昨年秋頃にアニメ『響け!ユーフォニアム』を視聴して受けた衝撃です。
 
 
リアルなスケールの高校吹奏楽部でのできごとや、主人公をはじめとする
 
キャラクターたちの成長を描いた、いわば王道の部活物なのですが、
 
吹奏楽を描くにあたっての妥協のなさがすごいのです。
 
 
総勢60人を超える部員キャラクター全てに名前と設定があるのは当然として、
 
彼らの演奏シーンではあの複雑な構造の楽器をきちんと描いただけでなく、
 
(驚くべきことにほとんどがCGではなく手描きです)
 
運指も実際のものに合わせてあります。
 
 
同じ曲を演奏する場面があっても音の使い回しはなく
 
シーンごとに録音しているという念の入れよう。
 
似たような場面があっても、ホールの照明や譜面への書き込みなどで
 
違いをもたせて演奏者の成長を表現するなど、とにかく妥協がありません。
 
(しかもこれを毎週放映するTVアニメとして制作していたのですから驚異です)
 
 
今秋、2作目の劇場版が公開され、
 
さらに翌年にも2本の劇場版作品が予定されています。
 
皆さんもこの機会にDVD等でご覧になってはいかがでしょうか。
 
 
なんだかアニメの紹介になってしまいましたが、
 
最期はちゃんと仕事に関することを。
 
 
今回のタイトルは『響』です。
 
 
そう、低価格で石材業者様の設計業務をサポートする、
 
墓石専用CAD・CGシステム『響』の『響』です。
 
さらにより本格的なオペレーションをこなす墓石専用CAD・CGシステム『雅』
 
『雅』といえば株式会社雅のミヤビ式焼却炉
 
 
いずれも弊社にて取り扱っております。
 
それぞれニーズに合わせたプランをご提供致しますので
 
何卒よろしくお願いいたします。
 
   (ムリヤリ感がすごい!)
 
進藤 幹人

夏の朝に

私が彼に気づいたのは、朝の掃き掃除のときだった。
 
 
この時期らしく 朝から強い日差しが照りつけて、
 
体を動かすたびに、むっとした空気がまとわりついてくる。
 
それらを振り払う気力もなく 応接テーブルの下にモップを潜り込ませたとき、
 
飴のようなワックスの効いた床に、深い緑色の粒があるのに気がついた。
 
 
私の近眼では 立ったまま見ても何であるかを知ることはできず、
 
しゃがみこんでようやく形をつかめたそれは、小さな蛙だった。
 
私は彼の様子を少し観察していたが、少しも逃げようとする気配もない。
 
それどころか私が近づく気配に視線さえも動かさない。
 
まさかと思ってモップの先で撫でてみても全く反応がない。
 
彼はここで一生を終えていたのだ。
 
 
一般的な蛙の最期がどんなものであるか、私はわからない。
 
しかし、彼の場合、おそらくは昨夜この事務所の中に迷い込み、
 
朝がくる前に命が尽きたのであろう。
 
 
仲間もなく、敵もない。
 
 
しんとした静かな空間で彼が迎えた厳かな死は、
 
私によって世界に伝えられたのである。
 
 
私は死骸に手を伸ばした。
 
 
まだ湿り気の残る肌は柔らかく、数時間前まで命の器であったことを証明していた。
 
力士の蹲踞のごとく前をじっと見た姿勢のままで、彼は最期に何を思ったのだろうか。
 
私は答えの出ない思いとともに彼を外の草むらにそっと送り届けた。
 
 
翡翠のような肌に残った 最後の湿りを夏の朝は容赦なく奪っていく。
 
しかし彼の死は孤独ではない。
 
おそらく、明日までには黒い蟻の葬列が彼を弔いに来ることだろう。
 
 
----- ◆ ----- ◆ ----- ◆ ----- ◆ ----- ◆ ----- ◆ -----
 
 
昨年のボツネタからひとつ出してみました。
 
ですから正しいタイトルは『(去年の)夏の朝に』でしたね。
 
 
光陰矢の如し。
 
 
ついこの間ブログ記事を書いたと思ったらはや2ヶ月。
 
昔の人はうまいことを言うものです。
 
 
小説っぽく書いておいて その後にオチをつける2014年11月の拙文
 
『ライラック』の手法をとろうとしたのですが、ひねりきれずボツに…
 
 
ちなみに、飴のような美しいツヤが出るようにワックスをかけたのは この私です!
 
年2回、長期休暇前に行われる事務所の大掃除は、
 
私のワックスがけで締めるのが恒例です。
 
 
私の担当する中で、最も評価される仕事です(笑)。
 
進藤 幹人
 
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屋根裏の散歩者

江戸川乱歩先生の著作に、『屋根裏の散歩者』という作品があります。
 
 
かなり大胆な発想で描かれた作品ではありますが、
 
その犯人像は生きることになんの楽しみも見いだせない青年というところに
 
現代社会にも通じる妙なリアリティがあり、
 
読後に妙な不気味さを残すあたりが、江戸川乱歩先生の凄みでしょう。
 
 
さて、それとは関係ないお話ですが、
 
先日、我が家のネットワーク環境改善計画を実行に移しました。
 
 
今まで無線の中継によって電波の範囲を広げていたのを有線化。
 
ドアを隔てた箇所は 屋根裏にLANケーブルを通すという
 
私としては随分思い切った手法を採用しました。
 
 
天井に穴を開けたときは、長い長いローンの一部を自ら壊してゆく思いで、
 
こぼれ落ちる石膏の粉の一粒一粒が支払いの一部のように見えました。
 
 
  …すみません、ちょっと嘘です。 普通にゴリゴリ開けました。
 
 
浴室に脚立を立てて天井から屋根裏に上がり、
 
LANケーブルを下に降ろして長さを調整、
 
反対側の穴にケーブルを渡している間に近くでゴソゴソという音が。
 
 
  (な、何者!?)
 
 
私は浴室の扉を閉じていなかったのを思い出しました。
 
 
そこに見慣れないものがニョッキリ立っていて、
 
なおかつ心惹かれる冒険の入り口があるとなれば 飛び込まずにいられない
 
好奇心の塊みたいな生き物が我が家には3体もいるのです。
 
 
  「うにゃ~ん」
 
 
人が乗るのには少し勇気が要る(ダイエットも要るかもしれない)細い梁の上を
 
歩いていたかと思えば、断熱材の乗った石膏ボードの上をのしのし歩く影。
 
捕まえようにも こちらは自分の立ち位置確保がやっとの状態だというのに、
 
向うは楽しげに細い空間に入り込んでいくではありませんか。
 
 
猫用のおやつで釣って、ようやく確保。
 
楽しい冒険のあとに思わぬごちそうで喜ぶのもつかの間、
 
真っ黒になった肉球を大嫌いなお風呂で洗われる羽目になった屋根裏の散歩者でした。
 
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なお、ネットワーク環境の改善については、概ね予想通りの効果が得られました。
 
 
  高速、安定。
 
 
高画質モードでも、動画視聴の途中で再生が止まることもなくなったので
 
精神衛生上もかなりメリットがありました。
 
 
うまくいったと思ったら致命的なミスに気づいて取り乱す…
 
という、いつものオチを期待された方々には、なんだか申し訳ない気持ちですが。
 
進藤 幹人
 

右? 左? それとも...

こんにちは。ジョジョ第7部を全巻初版で購入していた進藤です。
 
 
前々回の記事で、我が家の冷蔵庫事情が
 
危機に瀕していたことをご報告致しましたが、
 
その後メーカーさんの対応により
 
冷蔵庫を交換していただくことになりました。
 
 
さて、気になる扉の方向は…
 
 
この際贅沢は言えないので右開き
 
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我が家のキッチンに都合のいい左開き
 
blog-sid067a.jpg
 
ひょっとして…りょ…両開きですかあああ~~?
 
blog-sid067b.jpg
 
というわけで、右開きでも左開きでもない両開きが
 
我が家のキッチンに収まることになりました。
 
やはり使い勝手はとても良いです。
 
 
書いておきながら、
 
ジョジョネタがどのくらい通じるか、とても不安です。
 
 
もちろん、トラブルはないのが一番いいことなのですが、
 
どんな機械でも永久に壊れないということはありません。
 
不慮の事故、設計上の瑕疵、耐用年数の超過、想定を超えた運用…
 
原因は様々ですが、私達の身の回りにある全ての機械は
 
いつか壊れるという宿命をもって製造されているということを
 
あらためて学ぶいい機会になりました。
 
 
「機械」と「機会」をかけている? 
 
さすが、目のつけどころがシャープなご指摘です!
 
進藤 幹人
 
 
 

さらば、青春の光

強烈な西日に、思わず運転席のバイザーをおろしたタイミングで、
 
私の iPhone にメールが入りました。
 
 
「Hey, Siri メッセージを読んで」
 
 
私の要求に応え、変なイントネーションで Siri が読み上げた
 
同級生Nからのメールに、一瞬思考が停止しました。
 
 
『そういえば Bさん亡くなったの、知ってるよな?』
 
 
返信しますか? という Siri の問いかけに
 
答えることもできませんでした。
 
車を止めて知らなかった旨返信すると、Nから次の一言が届きました。
 
 
『自殺だ』
 
 
Bさんは、私やNが高校生だった頃に同じ学年だった女性です。
 
いわゆる美少女のテンプレートには少し収まらないけれども、
 
それが逆に親しみやすさを感じさせてくれ、とても明るくて前向き、
 
誰に対しても差別しない… まるで、マンガのヒロインのような人でした。
 
 
卒業アルバムの個人写真でただ一人、ピースサインを出していたのを覚えています。
 
本来なら撮り直しになるところですが、彼女はなんというか
 
それが許されてしまう空気を持っていたように思えます。
 
 
こんな女の子が実在する!
 
 
私は当時、彼女の存在自体に驚き、同時に仲良くすることさえ
 
なんだかもったいないとさえ思っていました。
 
恋愛感情とは程遠く、友情でもなく、本人に届かないくらいの
 
微かな憧れを抱くだけで充分だったのです。
 
 
その後、Bさんの人生に何があったか、私はわかりません。
 
 
友達をたどればいくらか知ることもできるでしょうが、
 
そこに何か意味があるとも思えませんでした。
 
ただ、彼女が内にもっていた強さが、
 
自らの死に向けられてしまったことがとても悲しく、
 
Nに向けて書きかけたメールを削除して、私は次の訪問先に向かいました。
 
 
祭りの帰り道。
 
 
青春時代という 愚かで無駄だけれども 輝いていた日々。
 
そんな祭りの場で 遊び疲れた帰り道。
 
足元を照らす灯りもなく、一緒にふざけていたはずの友達も
 
いつの間にかいなくなり、あちこちでつまずき転ぶ 長い道。
 
それでも、振り向けば 遠くで花火がほのかに空を明るく染めて、
 
かすかに聞こえてくる囃子や太鼓を頼りに引き返せば、
 
いつだってあの時間はよみがえる…
 
 
根拠のないことを心のどこかに置くことで、
 
私は心細い道のりを歩くことができていたのかもしれません。
 
 
Nからのメールで振り返ってみれば、
 
祭りがあったはずのところには 光も音もありませんでした。
 
 
祭りは終わって静まり返り、青春の日々という言葉は特別な輝きを失って、
 
過去を示すあらゆる言葉の中に埋もれていたのです。
 
 
「どうもお世話になります。 後藤商店です!」
 
 
いつもと何も変わらない挨拶で。いつものように。
 
暗い道でも歩いていけばいずれどこかに着くのだから。
 
 
Bさんのご冥福を心からお祈りします。
 
進藤 幹人
 
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右?左?

新年あけましておめでとうございます。
 
今年もどうぞよろしくお願い致します。
 
本ブログ読者の皆様に、ご多幸ありますようにお祈り申し上げます。
 
 
新年明けて早々に、家族でショッピングに出かけることになりました。
 
しかし私は、家でやっておきたいことがあり、
 
(ゲーム?いやいやまさか…ははは…)
 
猫たちと一緒に留守番することにしたのですが…
 
 
しばらくすると、リビングに妙なにおいが立ち込めてきました。
 
何かが燃えたようなにおいですが、キッチンのコンロはついていませんし
 
ファンヒーターも異常な燃え方はしていません。
 
外で誰かが焚き火をしている様子もなく…
 
どうも原因がはっきりしません。
 
 
鼻の感覚がだいぶ鈍った頃に、冷蔵庫のコンプレッサーが動き出す音がしました。
 
直後に中で「ぽっ」という音がしたので、
 
あわてて冷蔵庫を動かしてスリットから中を覗くと、
 
オレンジ色の小さな火があがり、白い煙が漏れ出してきました。
 
においの正体はこれです。
 
 
すぐにコンセントを抜き、消化器を構えたところで火は消えましたが、
 
この様子からすると発火していたのはこれが最初ではなかったようです。
 
あやうく、元旦早々に我が家が火元になるところでした。
 
私だけ出かけなかったのも、虫の知らせというものかもしれません。
 
 
翌日。
 
 
思いがけない理由で、水戸の某家電量販店の初売りセールに出かけましたが、
 
店頭に並んでいる冷蔵庫のほとんどが、
 
我が家のキッチンレイアウトに適していないことに気づきました。
 
 
逆なのです。扉の開く方向が。
 
 
例の発火した冷蔵庫は、いわゆる両開きで非常に便利だったのですが、
 
メーカーが一社に限られてしまい、予算オーバー。
 
観音開きのものは幅が広いものになってしまうので、サイズオーバーです。
 
 
店員さんに聞いてみると、世の中のほとんどの冷蔵庫は、
 
右手を本体左側にかけて開く『右開き』なのだそうで、
 
左手を本体右側にかけて開く『左開き』は、製品によっては作られていないそうなのです。
 
また、左開きを在庫していることはほとんどなく、
 
メーカーからの発送になるということも教えてもらいました。
 
 
すぐにでも欲しいので、右開きで妥協しようかと思いましたが、
 
今後十年以上にわたって不便な思いをするならば…と、左開きを注文しました。
 
お正月ということもあってメーカー、流通が動き出してからの納品を待つと
 
約半月かかるとのことでした。
 
 
ですからこれを書いている今、我が家は冷蔵庫なしの生活。
 
戦前の生活の一端を垣間見る思いです。
 
 
お店を出てからそのまま足を伸ばし、大洗のガルパ…もとい磯前神社へ行きました。
 
本殿への参道は参拝客でいっぱいになり、急な石段の下まで人の列。
 
『ガールズアンドパンツァー劇場版』にて、
 
70年前の戦車でこの階段を降りた女子高生がいましたが、
 
フィクションとはいえやっぱり無茶なことだと思いつつ、帰路につきました。
 
 
さて、扉の開き方といえば、冷蔵庫だけでなく、
 
弊社の取り扱う品物にも関わるお話です。
 
 
例えば扉付きのろうそく立て。
 
右と左を間違えてしまうと結構大変なことになります。
 
私はこの一言で覚えることにしました。
 
 
「左があくのに右開き」
 
blog-sid065.jpg
追記:
 
発火事故の起きた冷蔵庫はリコール対象の品物でした。
 
現在メーカーに対応をお願いしています…
 
皆様も製品のリコール情報をチェックしていただければ
 
無用な事故を回避できるかもしれません。
 
進藤 幹人
 

これはわからない...

この季節になると必ず言っていますが、1年なんてあっという間ですね。
 
今年も押し詰まってまいりました。
 
 
さて、先日、平塚市の湘南造園(株)様に伺ったとき、
 
『雅』オペレーターの齋藤さんから 「どうです?」と、
 
こんな画像を見せていただきました。
 
 
blog-mi022a.jpg
 
どうって、お墓のデザインのこと? それとも墓所の大きさかなと
 
よく見ると、あれ? わかりますか。
 
これ、『雅』で作成した合成CGだったんです。
 
 
元の写真はこれ。
 
blog-mi022b.jpg
 
写真とCG(コンピューターグラフィックス)の合成は
 
設計した墓石の大きさを周囲と比較するのに非常に有効な手段ですが、
 
自然の光とコンピューターで作る光には大きな違いがあるので
 
よく見れば 明らかに合成したものとわかってしまうものです。
 
 
でも、この合成画像は言われないとほとんどわからないくらい自然ですよね。
 
 
齋藤さんはもともと、画像処理に長けている方なので
 
いろいろ時間と手間をかけて作成されたのかと思いましたが、
 
今回は『雅』の「背景合成」機能だけで作成されたとのこと。
 
もちろん、元画像の写真の撮り方も上手なんでしょうけど…。
 
 
これは『雅』の宣伝になる!と、齋藤さんに許可をいただいて
 
画像をいただいてまいりました。
 
 
ご協力、ありがとうございます!
 
宗利 尚史

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