2009年8月アーカイブ

作図でできた不要な面を消し去る方法 「面の削除」

blog-mi002.jpg今日はお問合せの電話が多い1日でした!   

 よく思うんですが、同じ内容のお問合せって重なるんですよね。あるユーザーが部材作成方法についての質問をしてこられると、その数分後にまったく同じ質問の電話を別のユーザーからいただくんです。近隣同士なら同じ仕事の図面なのかもしれないと思いますが、まったく関係がなさそうだから不思議です。2件目のユーザーは、私がよどみなく説明すると感心されますが、同じことしゃべっているんですから当たり前ですよね。

 今日もそんなお問合せがありましたので、ご紹介します。

 「面取」機能は、『雅』のさまざまな部材作成機能の中でももっとも使われている機能ですが、これを利用していると、ときどき左図【A】のように面がとりきれずに残ってしまうことがあります。これは角度がついて接続する面の場合に発生する現象ですが、実はこの面、簡単に消し去ることができます。
「作図・編集」→「ソリッド編集」→「面の削除」を実行して、不要な2つの面(左図【B】で色のついた面)を選択して決定してみてください。こんなに簡単に銀杏面取がつながりました。(左図【C】)

 これはAutoCADの機能のひとつで、いらない面を削除すると、隣接する面が延長されて接合するという仕組みです。
いろいろと応用が利く機能で、あけてしまった穴を埋めたり、とり過ぎてしまった面取自体をなかったことにできたりします。

 下図の香炉の穴の部分と天場の面取り部分の面を、「面の削除」で削除すると、こんな風にもとの形に戻ったりするんです。お客様から修正を頼まれたときなどに使うと、作業が早くて便利です。

 使いこなすとおもしろいですよ。
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図面や文字原稿をメールしたいときの便利ツール 「DocuWorks」

dwpackage.jpg 最近はパソコンをやっている施主様も増えてきているようで、『雅』の図面や『字遊字在』の文字原稿をメールしてくれなんて要望も多いようです。
 しかし、『雅』の図面データ(dwg)をそのまま送ったところで、AutoCADやDWG TrueViewなどがインストールされているパソコンでない限り開くこともできません。もちろん、『字遊字在』も同様です。
 施主様は印刷のイメージが見たいだけという場合がほとんどのはず。ということなら、一般的にはPDFデータにしてメールするのが適当だと思います。
 

 そこで、弊社の一押しは、富士ゼロックス(株)の「DocuWorks 7.0」です。
 印刷するのと同じ感覚で電子文書を作成し、できあがった文書を簡単に束ねたり、並び替えたりすることができるソフトウェアなので、デジカメで撮った写真(JPG)や、EXCELで作った見積書(XLS)、『雅』のCG、『字遊字在』の文字原稿なども、すべてまとめて管理できます。
 まとめた文書はワンタッチでPDFデータに変換して、メールに添付して送信することができます。
 操作も簡単で使い勝手のいいツールにもかかわらず、価格は1ライセンス15,960円(税込)とリーズナブルです。 

 実は、5、6年ほど前に『雅』のユーザーが使っているのを見て弊社でも購入したのですが、今ではゼロックスの回し者かと疑われるほど推奨してまわっています(笑)
 電機量販店にはなかなか置いていないソフトですので、興味のある方は富士ゼロックス(株)のホームページでご確認ください。インターネットショッピングで購入することができます。
 『雅』や『字遊字在』のサポート契約をされているお客様限定ではありますが、弊社でも販売しております。

文字がつぶれる場合の対処方法 「文字間余白」

 blog-ji001.jpg 1泊2日の日程で、神奈川県と静岡県をサポート訪問させていただきました。ユーザーの皆様、お忙しいところありがとうございました。
 この方面は『字遊字在』のユーザーが比較的多いのですが、たまたま2件のユーザーから同じような問合せがありましたので、ご報告しておきます。
 

 

 戒名などで、文字列が短い割に文字数が多い場合、左のように文字がつぶれてしまって調整が難しいというお話です。
 たとえば、幅1寸の文字を5寸の長さの文字列の中に10文字入れるとすると、そのまま等分すれば1文字当たり50%も文字がつぶれてしまうことになりますよね。確かにこれでは見た目も悪いし、カッティングもしづらいですから、調整しなければなりません。でも、10文字全部調整するのでは手間がかかります。
 

 こういった場合は「文字列編集」の「文字間余白」を設定します。
 「文字間余白」は、文字枠と文字枠の間の距離を調整する機能で、このような場合はこの値をマイナスに設定します。「えっ?マイナスにしたら文字が重なってしまわないの?」と思われるかもしれませんが、漢数字の「一」や「二」など、横に長い文字が多い場合は意外ときれいに収まります。
 左の例では思い切って「-25%」に設定していますが、文字も大きくなって見やすくなりますよね。1文字あたりの扁平率も45.5%から59%まで改善しています。この後の微調整も楽になりますよね。
 「文字間余白」を変更した場合は、必ず「再配置」して「余白調整」も忘れずに実行してください。

 

銀杏面付返り華の作り方

 『雅』のユーザーから、銀杏面付の返り華を作成したいというお問合せをいただきました。
 『雅』バージョンがver.8(AutoCAD2007)以上のユーザーなら伸縮部材に入っていますが、それ以前のユーザーにはよくご質問をいただきますから、簡単に説明しておきますね。

1. 部材から返り華の部材(U_REGG0002など)を寸法を変更しないで呼び出します。
2. 「分解」でソリッド図形にしてから、「切断」で蓮華部分だけを残して切断します。
3. 伸縮部材から銀杏面付の上台(pa207S01Iなど)を呼び出します。
4. 「位置合わせ」で蓮華部分と上台の天場部分を合わせて(尺度変更オプションは「はい(Y)」を選択)、「和」で足して完成です。

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 「位置合わせ」は洋墓竿の傾斜面に家紋を配置するときによく使いますが、ナマガネ外柵を作成したり今回のように部品と部品を合わせるときにも使える便利なコマンドです。ぜひ、試してみてください。

ホームページをリニューアルしました!

 いつもお世話になります。(株)後藤商店の宗利です。
 このたび、5年ぶりにホームページをリニューアルしました。今回はこれまでよりずっと明るい雰囲気のものになりましたがいかがでしょうか?見やすくなったと自負してはいるんですが・・・
 今回のホームページは、これまでと違ってMovable Type4(ムーバブルタイプ4/ブログシステム)で作っていますので、専用のソフトやHTMLの知識は一切必要ありません。簡単に更新できるのが最大の特徴で、これなら自分でも管理していけるんじゃないかと。・・・まあ、更新するかしないかは簡単か難しいかは関係ないかもしれませんが(笑)
 いずれにしても、三日坊主にならないように、でも無理しないで少しずつでも更新していけたらと思っています。

 記事の内容は、弊社で取り扱っている墓石専用CAD・CGシステム『雅』や墓石専用文字システム『字遊字在』のサポートを中心に、パソコン関係一般で便利なソフトや使い方をご紹介していきたいと思っています。現在ネタを思案中なので、ちょっとお待ちください。よろしくお願いします。