Outlook Expressの消えてしまったデータの復活手順

 Outlook Expressを使っていると、終了時に、「メッセージを最適化しますか」 と聞かれることがありますよね?

 先日、『雅』のユーザーから、何気なしにこの最適化を実行してしまったら、最近受信したメールデータが全部消えてしまったというお問合せがありました。

 実はこの現象は、Microsoft も認めているバグで、よくあることのようです。

http://support.microsoft.com/kb/419000/ja

 メールデータが消えてしまう原因として、次のような状況が考えらます。

(1) メールデータが損傷していた場合 
  メールデータファイルが損傷している場合、そのフォルダに対して最適化を行うと損傷を拡大させ、メールが消えてしまうことがあるようです。

(2) メールデータ容量が 2GB に近づいていた場合 
  メールデータファイル(.dbx ファイル)の最大容量は、実質的には 2GB が最大と言われています。ファイルの容量が 2GB に近づくとデータファイルが不安定になり、最適化の際にメールデータが消えてしまうことがあります。

 上記のMicrosoft のサポートサイトにもあるように、結局はバックアップなどして、自分のデータは自分で守るしかないようです。

 でも、もし、大切なメールデータがなくなってしまって、どうしても元に戻したいときは、以下の手順を試してみてください。データが復活する可能性があります。

(1) Outlook Expressはもちろん、開いているアプリケーションを全て終了してください。

(2) ゴミ箱の中にある「Folders.bak」「受信トレイ.bak」(もしくは「メールの消えたフォルダ名.bak」)を右クリックして「元に戻す」を選択します。

(3) 「C:\Documents and Settings\ユーザー名\Local Settings\Application Data\Identities\英数字の羅列\Microsoft\Outlook Express」を開きます。
(この場所がよくわからないときは、いったんOutlook Expressを起動して、プルダウンメニューの「ツール」→「オプション」→「メンテナンス」タブの中の「保存フォルダ」を確認してみてください)

(4) フォルダの中にある「Folders.dbx」と「受信トレイ.dbx」を削除してから、「Folders.bak」「受信トレイ.bak」をそれぞれ「Folders.dbx」と「受信トレイ.dbx」に名前を変更してください。

(5) Outlook Expressを起動して、元に戻っているかを確認してください。
 

 ただし、これは、最適化する前に戻しただけですから、根本的な解決策ではありません。
 とりあえず、大切なメールデータが復活したところで、必ずバックアップを実行するようにしてくださいね。