先日、Windows XP Professional プリインストールPC出荷期限が、10月22日とアナウンスがありました。
ご存知の方も多いと思いますが、OSが Windows7 になると、古いアプリケーションが使えなくなるケースが報告されています。
『雅』も例外ではなく、AutoCAD2007 以前をベースとするバージョンは、Windows7 環境下では動作しません。
旧来のアプリケーションが使えなくなるのは、主にセキュリティ面の強化に起因するものなので、決して改悪などではなく、一時的な不便があったとしても、やがて以前より勝手のよい環境が整っていくものなので、趣味で使う個人向けPCの世界における Windows7 の受け入れは、急速に進んでいるようです。
一方で、それが企業で使われるPCとなると、お話が変わってきます。
◆ 社内に何台もあるPCのOSを全てWindows7に移行させる
◆ スペック不足のPCは買い換える
◆ Windows7で動かないソフトをバージョンアップあるいは新規購入してインストールする
◆ 使用者に使い方を覚えてもらって以前と同じように使ってもらう
・・・ざっと思いつくだけでもこれだけの時間と労力とコストがかかります。
上流の激しい流れを渡っていち早く向こう岸にたどり着くか、下流にかかった橋を安全に渡っていくか、その判断は各企業様次第です。
しかしそれとは別の次元で、システム管理者を主とするユーザーからは、Windows XP 搭載機の復活を強く望まれていました。
そこで、ユーザーの強い要望に応えるように、期限つきで特別な措置がとられることになりました。
2010年8月現在、購入時に Windows7 に付随するダウングレード権を行使でき、これに基づいたXP(またはVista)プリインストール機の購入が可能になっています。(原則的に法人向けのみとなっていますが、ごく限定的に個人向けを販売するケースも存在します)
平たく言えば、「まだXP機は買える」 のです。
ただし、この措置は今年10月22日出荷分をもって終了、というのが冒頭で書いたアナウンスなのですが・・・
じゃ、ホントに終わりなの? ということで 「Windows XP ダウングレード」 と検索すると、いくつかニュースページの記事が出てきました。
日付の近い記事には、「Windows XPへのダウングレード権を延長」 という見出しが。
内容は、XPへのダウングレード権は、Windows7 のライフサイクルの終了(法人向けの場合最長で2020年?)まで、というもの。
どうもハッキリしません。 結局のところ、XP機はいつまで買えるのでしょうか?
弊社としても、この問題には非常な関心をもっているのですが、決定的な答えは得られず、状況は流動的です。
将来に含みを持たせた形での、「とりあえず終わり」。
市場の動向によって、「ご好評につき延長決定!」というアナウンスがあったとしても、ルール違反にはならないわけで・・・
現在、XP環境で業務を進められていて、「最近パソコンの調子がよくないみたいだ」「まだまだXPを使いたい」とお考えでしたら、XP機購入を視野に入れていただくのも一つの選択だと思います。
なお、10月22日は出荷日の期限になりますので、ご発注の期限は 9月末前後になると思われます。
詳細は、弊社のサポート担当者にお気軽にお問合せください。
進藤 幹人

