2010年9月アーカイブ

日本語入力効率化?

漢字の変換精度が低くて、とても勝手が悪い!

家紋帳に関する作業をしていた時のことですが、Windows標準の日本語入力メソッド、「MS-IME」に大きな不満を感じました。

家紋帳の記述には、現代の日常会話ではなかなか使われない言葉や、送り仮名のあいまいさなどがあり、それを正確に直したりする作業は意外と面倒なもの。
読み通りに入力しても、そのまま変換してくれないことが結構あるのです。

Windows標準の「MS-IME」以外の日本語入力メソッドでは、 「ATOK」などが有名です。
MS-IME」との違いからくる違和感を乗り越えれば、大変使い勝手もよく、辞書機能も発達しているとのことですが、残念ながら、別途購入が必要です。

そこで、なにかと話題の、Googleの日本語入力を試してみることにしました。なんと、こちらは無料で使えるんです。

Google 日本語入力」で検索し、ファイルをダウンロードして、そのままインストール。
導入はかなりお手軽です。

実際に使ってみると変換精度も高いし、なにより予測変換がありがたいです。

一例を挙げますと、「片喰(かたばみ)」という言葉を使うと、次回からは「かたば」まで入力すると予測変換候補として「片喰」が出てきます。

さらに繰り返し同じ語句を使っていると、より少ない文字数で反応してくれます。
これは特に文字数の多い固有名詞を繰り返し使うときなどは非常に効果的です。

「揚羽蝶(あげはちょう)」という言葉を使ったあとは、「あげは」「あげ」「あ」といった具合に、よく使う言葉ほど、タイピングの手間が省略されていきます。

さらに、予測変換は、ある程度の文字数を入力すれば自動で出てくるだけでなく、Tabキーでいつでも問い合わせることができます。

中に希望の候補がない場合は無視してそのまま入力ができますし、逆に予測変換を一切使わずに「MS-IME」と同様に変換キーだけで使うことも可能です。

MS-IME」で登録してきた辞書は、「MS-IME」側でエクスポートしたものからインポートすれば、スムーズに移行も可能で、まさに死角なし。

「もうIMEはいらないかな?」と思ったのですが、実際のところ、そうもいかないことがわかりました。

やはり、良いところばかりではなく、欠点もあったんです。

たとえば、「」のように、この文字が読めない! というときに困ります。(「」の読み方は文末に)

ちょっとした漢字博士なら難なく読めてしまう字でも、私のような一般人には無理。

こういう時はやっぱり「MS-IME」様のお力にすがるより他はありません。

日本語入力を「MS-IME」に切り替えてから、「MS-IMEパッド」を呼び出し、マウスで「東」の字を二つ重ねて書く(本当は「朿」の二つ重ねです)と、候補の中に「」の字が。
どんなに下手な字でもなんとか拾ってくれる「MS-IMEパッド」は、本当に偉大です。

それに加え、当初 完璧にみえた「Google日本語入力」も、使っていくうちに微妙な違和感が。
予測変換に妙な単語が散見されるのです。

「地落し」の「じお」までを入力して予測変換すると候補の中に 「ジオン」。
「北」の変換候補に 「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」 など・・・

この「Google日本語入力」、実は話し言葉や商品名、音楽関連、ファッション、エンタメ、ネットスラング、サブカルチャー方面など、従来の日本語変換辞書ではやや避けられがちだった言葉が、かなり充実しているのが最大の特徴かもしれません。

さすがはネット文化と共に育ったGoogleといったところですが、個人的なブログを書いたりするぶんにはともかく、ビジネス方面ではちょっと気をつける必要もありそうです。

私個人としては、「Google日本語入力」をメインにしつつ、サブで「MS-IME」という使い方にすることにしました。

変な予測変換も慣れてくると、「これを入れるとこれが出そうだ」という本来の使い方とは違った楽しみ方をする余裕が出てきます。

文章のつなぎ方に苦労している時にも、気の利いたヒントをくれるケースもあったりで、付き合い方次第で楽しい日本語ライフを送れそうです。

なお、「」の読みは「なつめ」です。

進藤 幹人

Windows XP パソコンの販売終了について

なんだか、急に秋になってきました。
弊社の社員のひとりも、鬼の霍乱ということか、風邪でダウン。
皆さんも、夜の冷え込みには注意してください。

さて、先日、お知らせいたしました、Windows XP プリインストールパソコンの販売終了が間近に迫ってまいりました。

メーカーによっては、すでに販売を終了したところもあります。

以下は、主要なPCメーカーの、 Windows XP プリインストールPCの販売終了についてアナウンスされているページです。

DELL -----  9月27日 まで。
http://www1.jp.dell.com/content/topics/segtopic.aspx/misc/dm/xp_end?c=jp&cs=jpbsd1&l=ja&s=bsd

NEC -----  9月24日 まで。
http://club.express.nec.co.jp/store/pc/xp/final.html

富士通 -----  10月初旬 まで。
http://www.fujitsu-webmart.com/pc/webmart/ui6004.jsp

SONY -----  9月28日 まで。
http://www.jp.sonystyle.com/Special/Computer/Vaio-biz/Xp_final/index.html

東芝 -----  9月17日 で終了。
http://toshibadirect.jp/pc/lineup/2c/index.html

日本HP -----  9月17日 で終了。ノートPCは10月上旬 まで。
http://h50146.www5.hp.com/directplus/promotions/others/windows_xpdg/

Epson Direct -----  10月13日 まで。
http://shop.epson.jp/html/begin.do?fn=XP_DOWN

Lenovo -----  9月15日 で終了。ノートPC(ThinkPad)は 9月28日 まで。
http://shopap.lenovo.com/ISS_Static/WW/ap/jp/ja/merchandising/specialoffers/popups/sales/last_xp.html


先日もお知らせしたように、AutoCAD2007 以前のバージョンをベースとする 『雅』 (バージョン8以前)はWindows 7 環境下では動作いたしません。

もちろん、『雅』のバージョンアップ版をご購入いただければ 問題はないのですが、引き続き現バージョンのご利用を考えられているお客様は、WindowsXP パソコンをご購入になる最後のチャンスになる可能性が高いと思われます。

なお、このお知らせは、「出荷期限以降 XPプリインストール機が販売されることはない」
という保証をするものではございません。

ご不明の点は、弊社までお気軽にお問い合せください。
 

宗利 尚史

モニタの選び方

先日ご報告したように、WindowsXPのプリインストールパソコンの販売の終了が間近になってきました。
そのため、旧バージョンの『雅』をご利用いただいているユーザーの、パソコン買換えの問合せが多くなってきています。

パソコンの買換えについての問合せでもっとも多いのは、やはり、どんなスペックのマシンを選べばいいのかということ。
少なくとも5年くらいは利用したいですから、安ければいいでは不安ですよね。

一口にパソコンといっても、まさにピンからキリまで。

広告に載ってくるような 5万円を切るようなものから、100万円近くするような高スペックのものまで様々です。
こんな時代ですから、いわゆる「ぼっている」パソコンメーカーがあるわけがなく、値段の差はそのまま、性能や購入後の保証の差になっているといっていいと思います。

私たちも、できるだけお客様の、ほしい性能と適当な価格のバランスという「真のニーズ」を追求する対応ができるよう、努力しています。


さて、そんな問合せの中でも 少なくないのが、ディスプレィモニタのサイズについてです。

最近のモニタは、ワイドサイズというのが主流になってきていますので、数年前のモニタサイズと同じように考えていると、思っていたのよりも、かなり小さなサイズが届いてしまうことがあるのです。

モニタの画面サイズというのは、一般的に対角の寸法で表示されています。同じサイズでも、横縦比が変わってしまえば大きさのイメージがまったく異なってしまいます。

下図は、いずれも、20インチのモニタの横縦寸法を表示したものです。

blog-mi018a.jpg

 数年前まで、モニタの横縦比といえば、「4:3」が主流でした。
一部のモニタに、「5:4」というのもありましたが、いずれにしても正方形に近い比率でした。
ところが、現在、販売されているモニタは、「16:10」「16:9」といった、かなり横に長い比率のものに変わってきています。

横に長くなるだけなら、ありがたいくらいで、なんの問題もないのですが、モニタblog-mi018b.jpgの画面サイズが対角寸法というところに落とし穴があります。

たとえば、これまで横縦比「4:3」の20インチのモニタを使っていて、新しく20インチワイドのモニタを購入したら、実は その横縦比は「16:9」だったため、縦寸法は17インチよりも小さくなっていた、なんてことになってしまうわけです。

これは、私の個人的な意見ではありますが、画面が横長になって便利なのは、映画をシネマスコープで観るときや、横に長い表をEXCELで作成するときくらいではないでしょうか。


WORDで作成するのはA4縦のレイアウトですし、インターネットでサイトを閲覧するときでも縦にスクロールするときのほうが多いですよね。

少なくとも、和型石碑を描くことが多い墓石専用CADでは、縦に長い画面のほうが圧倒的に便利。


モニタを選択されるときは、画面サイズに惑わされることなく、実際の縦寸法を考慮したほうがよさそうです。

右は、表示された画面サイズと縦寸法の比較表と、それぞれの横縦比でよく見られる解像度をまとめたものです。

モニタのスペック表の「解像度」を確認すると その横縦比がわかります。ぜひ参考にしてください。

実は、この「解像度」も、モニタ選びの大切な要素なのですが、これはまた今度ご説明しますね。

宗利 尚史