2011年10月アーカイブ

I Wish for You

さる10月2日~3日、後藤商店では研修旅行として、岩手県の平泉へ行ってまいりました。

 

移動手段はウィッシュ一台。

計画の時点で、かなり無理があるのでは? という意見もありましたが、

実際にやってみると、意外なほど快適でした。

さすが、トヨタ! (でも、私はマツダしか乗りません。)


平泉の前に、日本三景に数えられる松島へ立ち寄りました。

ここではまず、牛タン

仙台名物とされるだけにかなり期待を寄せていたのですが、

ハッキリ言って・・・ 予想を超えていました!


普通、牛タンといえば、厚さ1~2ミリぐらいの肉を 噛んで噛んで旨味を味わうもの

(このにじみ出る旨味、最高ですよね)、という感覚があるのですが、

仙台の牛タンはまず厚みが圧倒的です。

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この分厚くてジューシーな肉を豪快にほおばって、

麦飯と一緒にガッツリいただくのが、仙台のスタイルです。

素材は同じでも、もはや別な食べ物ですね、これは。

ものすごいボリュームで大満足。

私の人生うまいものランキングベスト5に加わるぐらいのうまさでした。

ウマカッタ・・・


そこから、湾内遊覧船で、松島の景観を眺めます。

さきの東日本大震災で崩落してしまった景観もあり、非常に惜しいと思いました。

が、よく考えてみれば この世に変わらぬものはなし、です。

特に 松島は、特有の環境によって、常に激しい変化にさらされてきたわけです。

かの 松尾芭蕉も私たちも、悠久の時にわたる変化の一コマをみているにすぎないのだと考えたら、

それもまた、松島の新たな顔なのだと思います。


遊覧船ではもう一つのお楽しみ、カモメの餌付けがありました。

後部のデッキに出ると、カモメたちが船の周りを飛び交っていて、

えさを差し出すと、一瞬でくわえて飛び去ります。


船の速度に合わせてタイミングを計るものもいれば、

いきなり横からかすめ取ってしまうものもいたりして、かなり夢中になってしまいました。

さながら、X-ウィングTIEファイターの空中戦。

彼らのプロトン魚雷が 我々に命中しなかったのは、実に幸運だったのかもしれませんね。

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さらにもう一つの仙台名物、笹かま

お魚の旨みが濃厚で、スーパーに並んでいるものとは まるで違います。

自分で焼くというワンアクションが、おいしさをさらに引き立ててくれます。

コレモウマカッタ・・・


半日でこんなにおいしいものを食べたのは、初めてなんじゃないかと思えるほどでした。


ビバ・松島!   (続く)

進藤 幹人

頭文字D (D-BOX工法のご紹介)

9月某日、地盤改良の新しい手法として注目されている、 

D-BOX工法 の見学会がありましたので、参加してきました。

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 D-BOX とは、古くから使われている土嚢(どのう)を現代の技術で更に発展させ、

低いコストと労力で強固な地盤を得られるようにしたものです。

詳しい理論で説明すると、非常に長くなりますので省きますが、

要は土嚢を敷き詰めて、固い岩盤のようにするという性質のもので、

しかも、ただ固くするのではなく、土嚢自体が水を通すので、

土壌内の水の動きに対して柔軟で、地震の際には振動吸収だけでなく、

液状化に対して非常に強くなるのが特長です。


土嚢自体は非常にシンプルですから扱いも簡単。

袋を連結しておき、土砂を入れて施封してから、転圧。

これを 3~5段程度 繰り返すだけ。 特別な重機も不要です。


設置にあたっては、専門家の調査による配置の指示を受け、

資格取得者が現場を監督する必要がありますが、それさえ守れば、なんと保険もかけられます。


とはいえ、いいことづくめな話をされると逆に疑うのが人間というもの。

私も少々疑ってかかっていました。

施工の現場を見学する前に、講義を受けた段階でも、話が難しくて理解しきれません。


でも、実際に公共工事などで使われている際の動画や、

施工現場での写真などを見れば、そのすごさが伝わります。

少し掘っただけで水が湧いてくるような場所でも かまわず作業でき、

しかも強固かつ振動を吸収する地盤が得られます。

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 D-BOX は効果のあやしい新製品などではなく、既に実用化されている商品である

ということがわかりました。


講義を終えた後は、いよいよ実際の施工現場を見学です。

広さは 5尺×6尺ほどで、基礎が打たれるであろう深さより、さらに30センチほど深く掘られていました。

実際に作業に当たられた方のほとんどが、私たちと同じ受講者で、実際の作業を見ているとややぎこちなく、

経験のある方が細かく指示していましたが、作業そのものは簡単なのですぐに習得したようです。

3段の D-BOX を設置するのに、1段目では1時間近くかかったのに、

2段目と3段目は合計しても 1時間程度でした。

作業の間にもどんどん手際がよくなっていくのがハッキリわかりました。


設置後の D-BOX の上に乗ってみましたが、土砂が中に入っているとは思えないほど固くなっていました。

 


「よくわかんねー新しいもん入れるより、信用できる今までの方法がいいや」

という考え方は否定しません。


お客様に対して責任を持つ仕事だからこそ、安易に新しいものに飛びついたはいいが効果がなく、

お客様の信頼を失ってしまうようでは、本末転倒です。


すぐに目に見える効果は感じられないかもしれません。 それこそ震災クラスの地震でもなければ。

しかし、D-BOX は常に上からかかる墓石の重さを支え、付近の交通や軽微な地震の振動を吸収し続け、

絶えず起こっている地盤の沈下による被害を抑え続けています。


現在は、ややコスト的に不利な側面があるのは否めませんが、将来的なことも含めて考えれば、

ご検討いただく価値はあるのではないでしょうか。


ともあれ、今まで地震対策といえば、どちらかというと基礎より上の部分で考えられてきたところから

更に一歩進んで、基礎より下の部分に着目したのは すばらしいと思います。


今回の記事で興味を持たれた方、いらっしゃいましたら、ぜひとも弊社にお問い合わせください。

(タイトルでクルマに関する記事を期待された方にお詫び申し上げます)

進藤 幹人