2012年5月アーカイブ

ツールドさくらがわ

風薫る5月20日の日曜日、

私の住む桜川市が主催するサイクリングイベント「ツールドさくらがわ」が催されました。


県の内外から、600人以上が参加する、今年で12回目を迎えるビッグイベントです。

といっても、自転車に乗っている人じゃなければほとんど知られていませんが・・・


メインのコースは「チャレンジコース」で、峠越えで知られるハードなルートなんですが、

私は自分の実力を踏まえて「ハチハチコース」という比較的平坦な88キロのコースに初参加してきました。


集合時間の朝7時には、色とりどりのサイクルジャージで決めた参加者たちが、

愛車の整備に余念がありません。

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しかし、ちょっと気になったのが、20代くらいまでの若い人が見当たらないということ。

おじさんおばさんと言ったら失礼ですが、私と同じくらいの世代の人ばかり目立ちます。


昨今の自転車ブームは、若者の低所得化(車離れ)・エコブーム・健康志向と

思いっきり時代を反映しているものと思っていたので、若い自転車のりも多いはずなんですが・・・

たぶん、こういうイベントに参加する若い人が少ないということなんでしょうね。


マスコミなどでよく、「若者の○○離れ」なんていう言葉を耳にします。

携帯電話やインターネットの普及で、実際に人が集まるところにでかけたりする必要もないし、

むしろそういう場所に行くのは 面倒くさくなったということなのでしょうか。


まあ、そういう私も、自転車が気に入っている理由は、たとえつるんで走っていたとしても、

走っている間は ひとりの空間でいられるというところではあるんですけど。


さて、私のイベント初参加の結果は、スタートからがんばりすぎて脚をつりながらも、

目標の3時間半を切っての完走、初夏の1日を楽しむことができました。

参加賞が、地元産のお米と とれたての野菜ってところも、なんかいい感じ。

 

そういえば、その翌日の朝は 「金環日食」でした。

下の写真は三日月じゃありません。 太陽です。

「金環」の瞬間の写真は、すべて失敗でした・・・

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宗利 尚史

蝙蝠 その2

 blog-sid030a.jpg5月6日、つくば市を襲った竜巻の脅威と被害は

報道各方面にある通りですが、

同じ日に、栃木県の真岡市、益子町、茂木町も

別の竜巻の被害に遭いました。

私の家は益子町にあり、

この竜巻の進行ルート上にあったのです・・・


昼だというのに異様に空が暗く、

雷も激しく鳴っていました。

外の荒れ模様を寝室の二重ガラスの

内側から眺めていたのですが、

突如風が強くなった直後、それまでとは全く違う音が

家全体を震わすように包みました。

外の雨は文字通り真横に吹き荒れ、居間にいた妻の

「何あれ!? ビニール!?」

(近所のビニールハウスが飛んでいたようです)

という声を聞いた直後、

我が家の向かいに建っている小さなプレハブ小屋が

ゆっくりと傾きはじめたと思ったら、

あっという間に横になり、そのまま転がって、

近くのフェンスをなぎ倒して乗り越えていきました。


あちこちで物がぶつかる音がして、部屋のガラスが
もたないかもしれないと思ったところで、

急に音は小さくなり、一番危険な瞬間が去ったことはなんとなくわかったものの、

どのぐらいのことが起きているのか把握できません。


竜巻の過ぎた後は、異様な晴天が。

外に出ると近所の様相は一変していました。


屋根の瓦やカーポートのパネルは吹き飛び、外壁は剥がれ、

電線にはなんだかわからないものがぶらさがっていました。

私の目の前で飛ばされていったプレハブ小屋は、30メートル以上離れたところに無残な姿を晒し、

危うく民家に飛び込む寸前で止まっていました。

裏手の家では10トン車が横倒しになり、燃料漏れで一時騒然となりました。

  

ほどなく、再び空は曇りはじめ、今度は大粒の雹が降りました。

停電でテレビが使えず、情報はラジオのみ。

(余談ですが、この時地元のFM放送は呑気に音楽番組を続けており、非常にもどかしい思いをしました)

ネットもiPhoneだけが便りという状態でしたが、電池残量は20%以下・・・。

(それでも翌日までもちました!)


そのまま電力は復旧する気配もなかったので、暗くなる前に土鍋でご飯を炊きました。

昨年の震災を思わせる状況に気持ちも暗くなりかけ、せめて灯りを・・・

とローソクの箱を取り出したのですが・・・

こんな時に。

まさかこのマークと対面するとは思ってもみませんでした。

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電力全盛の時代において、ローソクは効率が悪く時に危険だとも言われますが、

それでも日本の非常時に希望をもたらしてきた頼もしさ。

蝙蝠は 決して不吉の象徴ではなかったようです。

進藤 幹人

 

蝙蝠

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子供の頃、ガソリンスタンドで見かけるこのマークが怖かったです。

一つ目の怪物が こちらに向かって羽を広げているようにも見えるし、

ニヤリと笑っているようにも見えます。


ガソリンスタンドだけでなく、鉄道のタンク車でも見かけることがあり、

貨物線特有の非日常感も相まって、怖さはMAX

でも、密かにその怖さを求める自分もいたりして、父の車が給油に立ち寄るたびに

期待しながらスタンドの壁を見ると、真っ赤な顔のマーク(出光のマーク)が

大きく描かれていて、それはそれで怖かった・・・。


同じような思いを抱いていた方は案外多いようで、

ネットで検索すると同様の意見が見つかります。


各方面の記事を要約すると、これは日本石油(現ENEOS)が昔使っていたマークで、

「日本」の文字を、太陽と蝙蝠のイメージでアレンジしたもののようです。


なんでまた蝙蝠なんていうダークなイメージの動物をモチーフにしたのかと思ったのですが、

(Wikipediaで調べたところ、鳥ではなく動物らしいです)

古来より東洋においては 縁起のいい生き物とされているためではないか、という説があります。

不吉なイメージは 西洋の影響のようですね。

・・・でも、蝙蝠って太陽に向かって飛ぶんでしょうか・・・?


後藤商店と関係ねーじゃん! というツッコミが予想されますので 一応申し上げますと、

今回の画像は、弊社が販売している『字遊字在』で作成しています。

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進藤 幹人