2012年9月アーカイブ

雨に唄えば

 blog-sid036.jpg秋の長雨。

大抵の方は 雨の日は好きでないと思います。


予定が狂ったり、運転がしづらくなったり、

ヘアスタイルがみだれたり。

理由はそれぞれですよね。

私もイヤです。


そんな雨のある日、

車から見えたお母さんと 小さな娘さんの姿。

 

どこかへ向かっているのか、

あるいは散歩しているのかはわかりませんでしたが、

その女の子はピンクの合羽に長靴で、

歌でも歌うように明るい笑顔で歩いていました。

 

お母さんと外を歩くだけで楽しい年頃。

かわいい長靴を履けるのなら、雨に濡れるのもまた楽し…


自分の子供にも、こんな時期あったなぁ。

その小さな背中を見るだけで 幸せだった雨の日。

たまには… 雨もいいもんですね。


そんな日もあった我が家の子供たち、今年10歳と8歳。

最近は、休みの日に雨が降ると、ソファにふんぞり返って DSやってますが・・・

進藤 幹人

銀河鉄道の夜

急速に普及する、スマートフォンとタブレット端末。


ネットやコンピュータがより身近になっていく影では、

企業間の熾烈な特許訴訟が 世界各地で激化しており、

先日もアップルとサムスンの北米における判決がおりたばかりです。

個人的には、信者といえるほどのアップル贔屓な私ですが、できることなら争いよりも

和解の道を模索してほしいものです。 (アップルが優位なうちに・・・)


その裁判の途中、要約すると

結局こういう形(四角い板の角を丸めた形)におさまってしまうんだから、

似てしまうのはしょうがないでしょう

という主張がサムスン陣営からなされました。


だからって、パッケージまで似せることはないんじゃないか、とも思いましたが、

ふと、先日見たDVDのことを思い出しました。


銀河鉄道の夜

1985年に製作された長編アニメです。(原作は宮沢賢治、執筆されたのは1930年頃で、

1933年に彼が亡くなった後、未完成のまま発表されました)


作中、主人公ジョバンニはいつの間にか銀河を走る列車に乗り、不思議な旅を体験します。

旅が始まってまもなく、ふと気づくと向かいに親友カムパネルラが座っており、

彼の持っていた地図で現在地を確認する場面があるのですが、私はそれを見て思わず言いました。


「iPad!?」


まさにタッチパネル式のタブレット端末で 地図アプリを動かしているかのような表現に驚きました。

その形状こそ 「まるい板のよう」 でしたが・・・

 

もし、アップルが、いやスティーブ・ジョブズが 「iPadは円盤形状以外認めない!」 と強行していたら。

他の陣営は果たしてどういった形状の製品を世に出していたか、とても興味深いところです。


それにしても宮沢賢治、ジョブズ誕生より20年も前にタブレット端末を考案していたとは・・・

彼のイマジネーションには ただ恐れ入るばかりです。

世が世なら、株式時価総額世界一の企業のCEOに君臨していたかも!?

(そういう世俗的な欲のない人だったからこそ、あんなにも純粋な物語を生み出せたのでしょうけど)


そういえば、物語後半では苹果(りんご)が 「人々が分け与え合う幸せ」 のメタファーとして描かれます。

ジョブズが銀河鉄道で旅立ってからまもなく1年ですが、彼は車内でどのような想いを抱いたのでしょうか。

進藤 幹人

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