磨く

先日、近所のホームセンターにて、こういうものを購入しました。
 
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車用のポリッシャーです。
 
 
購入価格が2,480円(税込)だったので、ダメならダメで
 
諦めのつくギリギリの値段といったところでしょうか。
 
 
これを8年落ちの我が愛車に使用してみました。
 
(2013年の記事で紺色は売れないから査定も安くなると指摘されたあの車です)
 
誰でも簡単にワックスがけができて、しかも輝きを取り戻すというふれこみは
 
果たして本当なのか!?
 
 
まず誰でも簡単に、というところは賛同しかねる結果でした。
 
 
ポリッシャー本体と施工用のパッドが、マジックテープ貼付けではなく
 
履かせるタイプなのです。
 
誤解を恐れずに言えばパンツを履かせる感じです。
 
これが使いにくい!
 
 
ON/OFFスイッチも簡単な作りなので、
 
うっかりすると交換作業中に電源が入って事故になりかねません。
 
コンセントプラグを抜いて準備しなければならないのです。
 
 
いつものようにカーシャンプー(300円くらい)で洗車と拭き取り。
 
ここで手を抜くとあとで水滴が出てきて面倒なのでがんばりました。
 
 
専用のワックスをつけてボディ表面を撫でていくのは簡単だけれど、
 
果たしてどの程度の圧力をかければよいのかまったくわからないまま
 
作業は進みます。
 
 
ワックスがほどよく?乾いたところで、柔らかいタオルを使って拭き取り。
 
(これが面倒!)
 
さらにパッドをバフに交換してもう一度撫でてみます。
 
この力加減も不明です。
 
 
長い作業を終えてみると、たしかにボディはつるつるです。
 
手触りが全く違うことにびっくり。
 
最新の『雅』でレンダリングしたような映り込みがすばらしい。
 
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こうした体験をしてみると、あらためて石加工の大変さやすごさがわかります。
 
私がたった一回で音を上げた作業を、何回も繰り返す妥協のない工程の末に
 
ようやく出来上がるのですから。
 
 
このブログを読んでくださる方々は石材業界の皆様だと思いますが、
 
そうでない一般の方がもしいらっしゃいましたら、
 
ここで声を大きくして申し上げたい。
 
 
「墓石は最初からツルツルの表面ではないのです!」
 
 
お墓を建てるとき、つい値段から考えてしまいますが、その値段の向こう側にある
 
技術や苦心がもっと見える仕組みができればなぁ…と思います。
 
 
 
そして次の日。
 
 
朝日に輝く私の車には無数の磨きキズが蜘蛛の巣のように…
 
やっぱりド素人のぶっつけ本番はダメだぁ~!
 
進藤 幹人